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「マイルで島根①」出雲大社

 マイレージの通知mailでマイル残高を見ると、結構なポイントを失効するのが分かり折角だからチョット小旅行でもすることにした。
行先は何処にするか思い回すと浮かんだ美術館がある。
来日外国人の間で人気ナンバーワンと耳にする「足立美術館」だ。
常々気にはなっており一見したいと思ってはいた。
3月の催しを検索すると「横山大観をめぐる人物相関図」展が予定されていたので彼岸前に出掛けようと早速便を予約した。

折角だから「国宝松江城」と「出雲大社」も回て行こうと欲を出したが如何せん列車とバスの接続が良くない。
一泊のスケジュールで松江に宿をとることにした。

IMG_2604深い靄のかかる早朝だったが、出雲大社の勢溜の鳥居前に立った時には天気は快晴に変っていた。
IMG_2606参拝者はちらほらと見えたが、まだ早い時間のためか祓端までの下りの参道には人影は見えない。
参道途中右手の祓社で拝礼して松の参道までのんびりと歩く。


左手に見える手水舎で清め、銅鳥居をぬけて境内に入る。
正面の拝殿で拝み右奥に進み本殿前の八足門でまた拝む。
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本殿を囲う瑞垣に沿って半時計回りにぐるりと旧暦神在月には全国の神が鎮座する東十九社、釜社、素鵞社で本殿裏手。

IMG_2617IMG_2616ここまで拝みっぱなし。
素鵞社から本殿裏手を望むと瑞垣の前に「因幡の白兎」が見えた。
近づくと二羽のウサギが合掌した姿で本殿を拝んでいる。
赤裸にされたところを救われたので拝礼でもしているのだろうか?

更に瑞垣に沿い西側に回ると本殿真横の瑞垣に見落としそうな小さな遥拝場がある。
実は本殿の中では大国主神の御神体は「西を向いている」。
従い「正式には西側が正面になる」と言うことで小さな遥拝場が設けられているそうだ。
拝む間、脇を素通りする人たちは結構いた。

西十九社の前を抜け正面に戻ると来訪者はかなりの数になっていた。


短時間(とは言っても二時間近く拝殿していた)でこれだけ頭を垂れ柏手を打つのは生涯最初で最後かな。

余計なことだが一言付け加えて置こう。
御朱印を巫女から頂くのは避けたほうが良さそうだ。
「出雲大社」の格を思うと筆が弱い

「神話の国出雲」 何かを漠然と期待しての参拝はあっさりとしたもので終わった。