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気ままに東北へ

2016年05月23日
8年ぶりの釣行に秋田を選んだ。
伝手が有るわけでもないが、半年前に訪れた秋田の所用先で渓流の話題になり、その時の会話に魅せられて訪れてみたくなった。
行くと決めた後は早かった。
一週間の予定で航空券、レンタカー、宿泊先の手配を済ませていた。

異常気象か?東京より気温が高く、連日気温30度の日が続いた。
5月だというのにまるで8月の陽気に戸惑いながら、到着した空港から目星を付けていた渓流へ直行して竿を振った。
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年老いたせいなのか8年のブランクのせいなのか、魚の姿はみるも釣果はゼロ。
負け惜しみではなく、それでもひと月遅い新緑の眩しさと清流の心地よさ、渓谷の間から見える青空に、気温が高いことを除けば大いに満足していた。
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前半を釣果の上がらぬ日を過ごし、何本も入渓する川をかえて過ごした。
熊の糞を発見した時には流石に緊張したが、乾き具合から2~3日前ではないかと更に渓流を上った。
とは言えその日以降は常に熊の存在を意識せずにいられなかった。

後半の日々奇跡が起こり始めた。
連日の気温でカディスが川一面に飛び始めた。途端に竿から手に伝わる感触に緊張の連続が続く。
フライを打つポイントでは必ず魚の姿を見ることが出来た。

秋田へ来てよかった。


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