7時にホテルをチェックアウト、京都駅ビルで軽い朝食を済まし、大徳寺塔頭の高桐院に向かう。
高桐院では表門を右に折れ正面に唐門を望む光景と、客殿より目前に広がる、竹林を背景にした楓の庭園で、静寂の時をゆっくりと、出来れば独り占めで楽しむのが目的だった。
塔頭院が並ぶ壁伝いに伸びる道に観光客の姿はなかった。
表門をくぐり右に折れ正面に唐門を望む光景にも人影はなく、石畳が敷かれ真っすぐにのびる参道の光景を前に、歩みを止め一人で楽しむ事ができた。
紅葉は最盛ではないものの、緑の中に紅葉した様はここでは絵になるように思われた。
客殿には既に二三人の拝観者が訪れており(残念!)、おの々庭園を静かに見入っている。
静かだ。
私も客殿の畳に座して庭園を眺める。
静かな中にときより鳥のさえずりが響いた。
出来れば紅葉に染まる最盛の光景も観てみたい。
来月初旬に再び訪れるかなどと思いをめぐらせ、長い時間を庭園の前で過ごした。
ここに居る時だけで京都を訪れたことに満足してしまった。
帰途の時間を考え、後ろ髪をひかれつつ高桐院を後にした。
遅い昼食は錦市場でとって行くことにする。
高桐院では表門を右に折れ正面に唐門を望む光景と、客殿より目前に広がる、竹林を背景にした楓の庭園で、静寂の時をゆっくりと、出来れば独り占めで楽しむのが目的だった。
塔頭院が並ぶ壁伝いに伸びる道に観光客の姿はなかった。
表門をくぐり右に折れ正面に唐門を望む光景にも人影はなく、石畳が敷かれ真っすぐにのびる参道の光景を前に、歩みを止め一人で楽しむ事ができた。
紅葉は最盛ではないものの、緑の中に紅葉した様はここでは絵になるように思われた。
客殿には既に二三人の拝観者が訪れており(残念!)、おの々庭園を静かに見入っている。
静かだ。
私も客殿の畳に座して庭園を眺める。
静かな中にときより鳥のさえずりが響いた。
出来れば紅葉に染まる最盛の光景も観てみたい。
来月初旬に再び訪れるかなどと思いをめぐらせ、長い時間を庭園の前で過ごした。
ここに居る時だけで京都を訪れたことに満足してしまった。
帰途の時間を考え、後ろ髪をひかれつつ高桐院を後にした。
遅い昼食は錦市場でとって行くことにする。
| 22:50