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ぶらっと京都 その3

 祇王寺を出て時計を見ると14時40分。
夕食を四条河原町から御池あたりでと予定していたので河原町へ移動する。
阪急河原町駅を出たところで、高台寺のライトアップを観てから晩飯にすることにした。
先斗町の狭い路地を横目に四条大橋を渡り、八坂神社に向かって歩きはじめる。
右前方に花見小路口が見えた。
現役当時は関西出張の際はこの界隈に来たものだが、今はとてもとても(笑)

鍵善良房本店鍵善良房本店の前を通ると一段落ついた時間だろうか店内は空いていた。
奥に客待ちは無い様なので甘味をとり一休みするかと奥に進む。
客待ちが無いとは言え喫茶は空席が一目で判るほどは空いてはいなかった。
メニューを見る必要は無かった。
季節外れではあるが、店に入った時から「くずきり」を頂くことに決めていたからだ。

食す際、私は黒蜜でいただくのだが、京の方は白と黒どちらで頂くのだろうか?
出された器は重箱の様に二段重ねで上段に蜜、下段にくずが入っているのだが、京の事なので今で言うケータリングの名残ではないかと推察する。
「くず」はうどん幅、大事な食感は想像していた程の弾力は無かった。
蜜に絡めるとこの幅が味食感を際立たせるのだろう。
食レポではないので上手な表現が出来ずに申し訳ない。茶で口直しをして店を出る。

四条通りを進むと東大寺通りと祇園交差点でT字に交わり正面が八坂神社。
右に進みゆるり坂を上り始める辺りを10時方向に路地を上ると左に大雲院門前、右に折れて進むとねねの道。
道は徐々に狭くなり、高台寺開山堂へ上る石段口辺りは車一台分の広さの路地だ。
ライトアップが目的の旅行客やアベックで台所坂の石段中程は結構な人混みに成っていた。
ねねの道入口          境内入口

境内を巡り一押しは書院を背にして開山堂を望んだ光景、そして臥龍池に映した木々の赤や緑の美しさではなかっただろうか。
書院背に 池に映す

時雨亭から下る途中の竹林も良かったが、嵐山のそれには見劣りする。

竹林


番外として茶屋裏に隣接する駐車場よりの京都タワーを望む景色は意外であった。
        京都タワー
今日は随分と歩いた。
河原町まで戻り御幸町から高倉町辺りで食事処を探すことにした。