本日 26 人 - 昨日 12 人 - 累計 58816 人

先見か 「そうだ京都、行こう」とまた被る

 昨年秋に“初代旅人”長塚京三が25年務めた「そうだ京都、行こう」のCMを卒業した。
新ナレーターには俳優 榎本明の長男、俳優 柄本佑が後を引き継いだ。
長いあいだ長塚京三のナレーションに耳が慣れたせいか、柄本佑のナレーションには何か物足らなさを感じてしまう。
そんなことを言ってしまうと彼には申し訳ないが、二代目の難しさと思っていただきたい。

長塚京三の卒業となった秋のキャンペーンで「酬恩庵」(一休寺)が紹介された。
偶然その年初夏に一休寺を訪れており、JRの先取と、混雑前に訪れてゆっくり拝観出来たことに満足していた。

先頃「そうだ京都、行こう」のCM、2019年 初夏「苔と新緑編」を観て「あれっ」と思った。
苔と楓の緑が溢れる常寂光寺、祇王寺の苔むす中ひっそりと佇む「草庵」、先日京を訪れ巡ってきた景色がそのまま放映されていた。

実を言うと常寂光寺を訪れた際、鐘楼の片隅に撮影機材が山となって置かれていたので、警備の方に伺うと、撮影隊が訪れているが何の撮影か聞いてはいないとの返答であった。
冗談のつもりで「そうだ京都、行こう」のCM撮りじゃないんですか等と談笑したのだが、まさか口から出まかせが本当だったとはビックリ。
またしてもJRの先取で、混雑前の良いタイミングで訪れる事ができ日禎上人に感謝。

毎度雑な説明だが「常寂光寺」の様子に興味ある吾人は「連休直前の気まぐれ」 9-2 (常寂光寺)をご覧いただきたい。