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こそっと京都に

 東京都のCOVID-19肺炎感染者が若者を中心に再び増えつつある。
然もあらん。
先ほど抜けた新宿南口の改札口は二十代と思われる若者達の往来が目立ち、ほんの四五カ月前までの働き盛りである年代が行きかっていた様子とは違っていた。
6月29日2200バスタ新宿平日22時30分。入場してくるバスの本数も大して無く、何処から湧いてくるのか異常な数だった訪日外国人の姿も無く、勤め人や若者の姿も極めて少ない「ガラン」としたバスタ新宿から西に向かうバスに乗った。

平日火曜の早朝、今にも降り出しそうな空模様の京都でバスを降りた。
膝から下の足首や筋肉が「こわばり」、ぎこちなくバスのタラップを降りる。
歳を取るとはこうゆう事なのだろう。
運賃の安さに釣られ前日の昼にバスを予約したが、帰りは新幹線で戻ろうと思った。

地下鉄北大路の駅で軽く朝食をと思うも、時間が早すぎて一軒も店が開いていない。
ターミナルの外に出ると本降りの雨に成っていた。
交差点を渡った向こうにローソンを発見、店舗前がコロネード(歩廊)に成っていたので雨に打たれる事なく、人通りも皆無だったので行儀悪く立ち食いで時間を潰す事ができた。

まだまだ時間は早いがターミナルに戻りバス停Eから「1系統」のバスに乗る。
佛教大を過ぎ間もなく道幅の狭い道にバスは進んだ。
神光院前でバスを降り、折りたたみ傘を差して目的の寺院に向かう。